2023/12/10

年末大掃除で家の呼吸器官を健康に!換気扇のケア法

 
 
年末の大掃除の一環として、換気扇の掃除を行うことをお勧めします。

換気扇は、家庭やオフィスの空気を循環させる役割を果たします。正しい換気は、健康的な環境を維持するためにとても重要です。

換気扇は日常的に使用されるため、汚れやほこりの溜まりやすい場所です。

定期的に掃除を行うことで、換気扇の寿命を延ばし、トラブルの予防にもつながります。ぜひ、このブログの内容を参考にして、換気扇の掃除やメンテナンスを行ってみてください。


<< 換気扇の役割 >>

1. 湿気の排出

換気扇は、室内の湿気を外に排出する役割を担っています。特に浴室やキッチンなどの水回りでは、水蒸気が発生しやすく、湿気がこもりがちです。適切な換気によって、室内の湿気を効果的に排出することができます。

2. 臭いの除去

換気扇は、室内の臭いを外に排出する役割も果たしています。特に調理やトイレ使用後など、室内には様々な臭いが発生します。換気扇を適切に使用することで、臭いを効果的に除去し、快適な空気環境を維持することができます。

3. 新鮮な空気の供給

換気扇による換気は、室内の古い空気を外に排出し、新鮮な空気を取り込む効果もあります。新鮮な空気の供給によって、酸素の濃度が高まり、室内の空気がより清潔になります。

4. カビやダニの予防

湿気がこもった環境は、カビやダニの繁殖にとって適した状況となります。換気によって湿気を排出し、適切な湿度を保つことで、カビやダニの発生を予防することができます。

<< 年末大掃除で換気扇を掃除する方法 >>

1. 電源の切断:
換気扇の掃除を始める前に、安全のために、スイッチを切る、コンセントを抜く、ブレーカーをオフにするか、必ず電源を切断しましょう。

2. フィルターの取り外し:
換気扇のフィルターを取り外します。フィルターが取り外し可能なタイプの場合は、取り扱い説明書を参考にしながら、丁寧に外します。

3. 洗浄液の準備:
洗浄液を用意します。水と中性洗剤を混ぜたものを使うと、効果的に汚れを落とすことができます。もし専用の換気扇用クリーナーがあれば、それを使用することもおすすめです。

4. フィルターの洗浄:
フィルターを洗浄液につけて、汚れを落とします。汚れの強い箇所には、やわらかいブラシや歯ブラシを使って丁寧にこすります。その後、水でしっかりと洗い流し、よく乾かします。

5. 換気扇本体の掃除:
フィルターを取り外した後、換気扇本体の掃除を行います。ほこりや汚れが溜まっている場合は、掃除機や柔らかい布で丁寧に取り除きます。角度の細かい箇所には、歯ブラシやクイックルワイパーなどを使って掃除します。

6. フィルターの再取り付け:
フィルターがしっかりと乾いたら、元の位置に取り付けます。取り付ける前に、フィルターが正しく合っているか確認しましょう。

7. 電源の再接続:
換気扇の掃除が完了したら、電源を再接続します。ブレーカーをオンにし、スイッチを入れて確認します。

8.っとここまでは掃除屋さんでもする当たり前の作業ですが、「谷りほ」は取付工事店でございますので、フィルターだけでなく、本体を外して、もっと深部まで掃除してしまいます。これがほんまに気持ちいい。

<< 換気扇の交換タイミング >>

換気扇は長期間使用すると劣化し、交換が必要になります。
交換のタイミングは、次のようなサインで判断することができます。

1.音の変化:

換気扇が従来よりもうるさくなったり、異音が発生するようになった場合、交換のタイミングかもしれません。異音や振動は、モーターやファンの劣化が原因となることがあります。

2.回転の遅さ:

換気扇の回転が従来よりも遅くなったり、不安定になった場合、交換を考えるべきかもしれません。回転が遅くなると、十分な換気効果が得られず、効率的な換気が行えません。

3.汚れの目立ち方:

換気扇の羽根やフィルターに汚れが目立つようになった場合、交換の時期が近いかもしれません。汚れがたまると、換気効果が低下し、臭いや湿気の問題が生じる可能性があります。

4.経年劣化:

換気扇の寿命は、メーカーや使用状況によって異なりますが、一般的には10年程度と言われています。換気扇がかなり古くなっている場合、経年劣化によるパフォーマンスの低下が起きる可能性があります。

これらのサインが現れた場合、換気扇の交換を検討しましょう。新しい換気扇にすることで、効率的な換気効果を得ることができ、快適な室内環境を維持することができます。
換気扇のメンテナンスや効果について、いつでもお気軽にご相談ください。